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【2025年10月6日掲載】
今年もきびしい自然環境での米づくりとなりましたが、生産者の努力により、昨年と同じくらいの量のお米を生活クラブ向けに出荷できる見込みとなりました。
ただし2024年産のお米の利用が大きく伸長し、新たに予約する人も増えたことから、すべての注文に応えることはむずかしい状況です。
限られた共同開発米をみんなで分けあって食べていくために、以下のように取り組みます。
※ 「みちのく加美米(まなむすめ/ささゆた香)」の普通精米、 「庄内遊YOU米 胚芽精米」については、前年と同様に3kgの 包材がないことから、5kgのままでお届けします
この数年、高齢化により離農した方の田んぼを若手生産者が受け入れることで、一人当たりの管理面積が大きくなっています。
また、気候危機による高温や害虫被害の多発などによって、簡単には増産ができない状況でしたが、昨年と同じくらいの収穫量が見通せる段階にまで至りました。
お米をとりまく情勢が混沌としているなか、組合員と生産者がお互い顔の見える関係でつながっているからこそ、生産者は厳しい状況でもこれまでと変わらず、組合員のためにお米をつくり続けています。予
約を通じて私たちが今後も安定的に利用していくことは、生産者が後継者を育て将来にわたってお米を生産するために大切
なことです。

組合員は毎年産地を訪れ、生産者と交流しています
また、2024年から続く米不足によって、飼料用米から主食用米へと作付け転換がすすみ、飼料用米の価格が上がっています。
飼料用米は主食米のように、直接的に価格転嫁をすることがむずかしいため、飼料用米への支援として、畜産生産者に対策費を届けることで飼料用米の取組みをすすめ、水田面積の維持につなげます。

飼料用米の田んぼ
生活クラブでは、お米の品種、独自の栽培基準や契約数量(1年間に食べきる量)、さらに価格についても組合員と生産者が話し合って決めています。田んぼの準備がはじまる前に食べる量を約束し、新米を収穫する秋ごろになると、収穫量や生産にかかった費用をもとにお米の価格を協議し決定しています。

一般的には、生産者が出荷した米は集荷業者、卸売業者、小売店を経由して消費者に届けられます。生産者と消費者は、栽培方法や価格などを話し合う関係にありません。
共同開発米のロゴは、「消費者」と「生産者」が共同開発したことを手を力強くつないだグラフィックで表現しています。
これからも共に作り続けていくために、組合員と生産者はさらに力強く手をつないでいきます。
2025年産のお米のお届けは10月4回より予約米で再開
生活クラブのお米の提携産地では、2025年産のお米の収穫が始まりました。今年もきびしい自然環境での米づくりとなりましたが、生産者の努力により、昨年と同じくらいの量のお米を生活クラブ向けに出荷できる見込みとなりました。
ただし2024年産のお米の利用が大きく伸長し、新たに予約する人も増えたことから、すべての注文に応えることはむずかしい状況です。
限られた共同開発米をみんなで分けあって食べていくために、以下のように取り組みます。
10月4回より予約米のお届けを再開します
お米を5kgで予約していた方は3kgでお届けします。予約米の数量を増やすことはできません。※ 「みちのく加美米(まなむすめ/ささゆた香)」の普通精米、 「庄内遊YOU米 胚芽精米」については、前年と同様に3kgの 包材がないことから、5kgのままでお届けします
新規予約の受付およびカタログ、eくらぶ・アプリでの注文は当面の間、休止します
今後、予約米の5kgでのお届け再開や新規予約の受付、カタログなどでの取組みの再開については、お米の原料在庫量を踏まえて、別途ご案内します。きびしい状況下でもつなぐ組合員と生産者の顔の見える関係
生活クラブのお米は、食べ方や農法、価格など、組合員と生産者が直接話しあい、できるだけ農薬や化学肥料に頼らずにつくる「共同開発米」です。2025年産のお米の作付けにあたっては、2024年夏頃からのお米の利用増加を踏まえて協議。生産者は収穫量を増やせるように努力を続けてきました。この数年、高齢化により離農した方の田んぼを若手生産者が受け入れることで、一人当たりの管理面積が大きくなっています。
また、気候危機による高温や害虫被害の多発などによって、簡単には増産ができない状況でしたが、昨年と同じくらいの収穫量が見通せる段階にまで至りました。
お米をとりまく情勢が混沌としているなか、組合員と生産者がお互い顔の見える関係でつながっているからこそ、生産者は厳しい状況でもこれまでと変わらず、組合員のためにお米をつくり続けています。予
約を通じて私たちが今後も安定的に利用していくことは、生産者が後継者を育て将来にわたってお米を生産するために大切
なことです。

組合員は毎年産地を訪れ、生産者と交流しています
こんなところにも組合員の食べる力が役立っています
生活クラブは、共同開発米や畜産物のエサとなる飼料用米の生産を支援するため、2025年 4月 5回に行なったお米の価格改定による上昇分の一部を「水田活用対策費(以下、対策費)」としました。この対策費は、水田を守り主食用米と飼料用米の両方を安定的に確保する目的に加え、飼料の自給力も高め、持続可能な生産と消費をめざすために活用するものです。対策費は共同開発米の産地に届け、次年度以降の作付けの維持に活用します。また、2024年から続く米不足によって、飼料用米から主食用米へと作付け転換がすすみ、飼料用米の価格が上がっています。
飼料用米は主食米のように、直接的に価格転嫁をすることがむずかしいため、飼料用米への支援として、畜産生産者に対策費を届けることで飼料用米の取組みをすすめ、水田面積の維持につなげます。

飼料用米の田んぼ
価格を決めるときも組合員と生産者はいっしょに! 1年かけて話しあう『お米の価格協議』
今後もつくり続け食べ続けられる価格を、組合員と生産者がいっしょに協議します。産地から組合員にお米が届くまで!共同開発米の9ヶ月
生産者と組合員が長年にわたって共に作り続けてきた「共同開発米」を安定して届けるため、生産者は日々汗を流しています。組合員と生産者の想いが込められた「共同開発米」
共同開発米は、組合員と生産者がいっしょに作り育ててきたお米です。どのようなお米を食べたいか、生産者はどのような苦労や想いをもって生産しているのか、お互いを知り、ともに課題を解決しあう関係を長年かけてつくってきました。生活クラブでは、お米の品種、独自の栽培基準や契約数量(1年間に食べきる量)、さらに価格についても組合員と生産者が話し合って決めています。田んぼの準備がはじまる前に食べる量を約束し、新米を収穫する秋ごろになると、収穫量や生産にかかった費用をもとにお米の価格を協議し決定しています。

生活クラブの共同開発米、何がちがうの?
共同開発米は、組合員と生産者がいっしょに作り育ててきたお米です。毎年の話し合いや交流、学習会を積み重ねてきた結果、栽培に使う農薬や化学肥料を削減した米作りが実現できるようになりました。その影響は食の安全の面だけではなく、地域の水や自然を守ることにもつながっています。
生活クラブの共同開発米は、お米の品種、独自の栽培基準、契約数量(1年間に食べきる量)、さらに価格についても組合員と生産者が話し合って決めています。
共同開発米のロゴは、「消費者」と「生産者」が共同開発したことを手を力強くつないだグラフィックで表現しています。
これからも共に作り続けていくために、組合員と生産者はさらに力強く手をつないでいきます。




