本
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●子供の科学編集部 編 林良博 監修●誠文堂新光社(2021年10月)●28.6×23.6cm/144頁●定価2,700円(税込2,970円) ※対象年齢:小学校低学年から
今SDGsの重要性が叫ばれていますが、水の循環や食物連鎖など自然の循環を知っておくと理解の助けになると思います。子どもには少しわかりにくい自然のライフサイクルが、イラストと写真で直感的に理解できる図鑑です。イルカやカマキリ、ツバメや恐竜、タンポポなどの動植物や、宇宙、地球、水、火山、竜巻、炭素など60のトピックが取り上げられ、どのページからでも楽しめます。(由)
●溝口イタル 作 山本博文 監修●パイ インターナショナル(2021年11月)●30.5×21.8cm/67頁●定価1,800円(税込1,980円)*対象年齢:小学校低学年から
初めて日本の歴史に出会う子ども向けの絵本。マンモスを追って大陸から日本列島へ渡った人々がいた時代から始まって令和まで、各時代の暮らしや環境、文化の大きな特徴をシンプルにわかりやすく紹介。全体を把握できるので、この本をきっかけに、学習漫画や歴史に関係する物語など次のレベルに進むとよさそう。暗記するような年号も偉人も登場しないので、歴史が苦手の大人にもおすすめ。(瑞)
●阿部暁子 著●集英社(2024年2月)●18.8×13.2cm/272頁●定価1,600円(税込1,760円) ※対象年齢:YA
高校入学式の朝、駅でひったくり犯を捕まえた伊澄(いずみ)は、車いすユーザーの女の子、六花(りつか)に出会います。しっかり自分の意思で行動する六花に影響され、伊澄たちクラスメイトはそれぞれが抱える困難に向き合っていきます。やや頼りない担任が、自分の言葉で生徒たちに「差別」について語るシーンも印象的。他人と向き合うことの難しさと大切さを、若い読者に向けて爽やかに描いています。(七)
●古賀史健 著 ならの 絵●ポプラ社(2023年7月)●18.8×13.1cm/289頁●定価1,500円(税込1,650円) ※対象年齢:小学校高学年から
思春期世代向けの文章指南というと難しそうですが、悩み多き中学生のタコジローがヤドカリおじさんと出会って日記を書くことを勧められ……という物語仕立てになっており、楽しく読めます。書くことで思いが言葉にされ、思考が整理されるというのは、大人は体験として知っていますが、思春期の頃にそれを身につけられたら、大きな宝になると思います。大人もペンを持ちたくなる一冊。(あ)
●対馬千賀子 著●朝日新聞出版(2025年5月)●21×14.9cm/216頁●定価2,500円(税込2,750円)
100歳を迎えた料理家の辰巳芳子さん。十数年にわたり生活を共にした内弟子の著者が、健康長寿の工夫をつづります。旬の食材や暮らし、思い出をまとめたエッセイとレシピ。折々にはさまれた辰巳さんの言葉。圧巻なのは2009年からの1年間、著者が記録した毎日の献立。体が必要とするものをしっかり食していたことがわかります。「あるべきように」食べる。その大切さが心に染みます。(玲)
●坂田阿希子 著●東京書籍(2025年3月)●25.7×19.1cm/127頁●定価2,000円(税込2,200円)
「サンドイッチこそ、緻密な構造で作るべき料理ではないか」「とっておきのお酒に合わせて、ゆったりとした大切な夜の時間に合わせて作ってみてはどうだろうか」との言葉に、サンドイッチに対する認識が大きく変わった。お弁当用ではなく、こだわりながら作り上げる絶品。一つでもレシピを体得できたら、振る舞う自信にも。「干し柿チーズサンドイッチ」「卵サンド」に夫が挑戦。手元に置きたい一冊です。(薫)
●石井好子 著●河出書房新社(2024年9月)●14.9×10.5cm/284頁●定価800円(税込880円)
訪れた世界各国の料理、聞いたレシピを再現。フワフワ卵のスフレ、パエリヤ、サーモンや野菜が入ったムース……うーん、どれもおいしそうで作ってみたくなります。多忙な中、前日からの段取りや料理の彩りにも心を配る。お客様を喜ばせたいその思いは、おもてなしの心にあふれたシャンソン歌手、エンターテイナーゆえの心意気を思わせます。昭和の滋味に満ちた出会いと料理エッセイ。(麻)
●藤井英子 著●サンマーク出版(2025年2月)●18.8×13cm/158頁●定価1,400円(税込1,540円)
93歳で心療内科医として働く著者は、今も公私ともに多くの人と接しています。長年の経験からの、人との関わり、距離感についてのアドバイスはどれも前向きで歯切れよく、人づきあいにつまずいたときに読むと心が軽くなります。どの年代、どんな立場の人にも響く言葉がありそう。「人のことに気を取られているほど、人生は長くない」。まさに、まさに!人生後半戦の私には刺さりました。(a)
●天野惠子 監修●宝島社(2025年5月)●29.7×21cm/95頁●定価1,200円(税込1,320円)
1942年生まれの現役の女医・天野惠子先生。ご自身の経験とともに、医学的知識を紹介。簡潔でわかりやすく、文字が大きく読みやすい。「先生の元気と若さ9つの秘訣」はすぐにでも取り入れたい内容。性差を考慮した「女性外来」を日本に根付かせた先生は、女性のQOLを高めました。「とくに異常はない」と診断されモヤモヤしている方は、巻末の女性外来リストを参考に受診を。(深)
●ブレイディみかこ 著●筑摩書房(2024年10月)●18.8×12.7cm/127頁●定価1,200円(税込1,320円) ※対象年齢:中学生から
日本で教育を受け、現在英国で子育てをする著者。貧困、教育や生理の問題など、日英の社会のひずみを体感したエッセイ。息子さんの期末試験での問題「エンパシーとは何か」に対する彼の答えは「自分で誰かの靴を履いてみること」。生きるための問いは立てるものではなく、立ってくるものであり、すでに立っているもの。ブレイディさんの文章のエッセンスがぎゅっと凝縮された一冊です。(洋)
●ヨシタケシンスケ 著●筑摩書房(2025年3月)●14.8×10.6cm/207頁●定価840円(税込924円)
「息を吸って、弱音をはいて」との言葉は心を軽くします。「不安を言語化し、客観視すること。弱音をはいておくことは、本人の気持ちを健全な状態に保つために良いことだ」とはその通り。「ボクが休まなくて誰が休むんだ」の通り、味わい深いイラストとともに描かれた言葉は胸に響く。自助や強さが求められる今日、お守りがわりにこの本を手元に置きクスッとしながら前進したい。(薫)
●やましたひでこ 著●大和書房(2024年12月)●18.8×13.2cm/206頁●定価1,500円(税込1,650円)
今や一般的な言葉となった断捨離について理解が深まりました。ヨガの「断行」「捨行」「離行」をもとに、物心両面の不要を手放し心身を整える行法。自分が家に招き入れたモノの一つひとつと向き合って、今の自分に必要なモノだけを残す。「引き出し1つから」「時間を決める」と明確な方法を提示し、確実に着手できる仕組みを伝授しています。著者の美しく整った沖縄の新居の紹介も!(な)
●食野雅子 著●主婦と生活社(2025年3月)●21×14.7cm/142頁●定価1,700円(税込1,870円)
美しい庭と古風なライフスタイルで多くの人が憧れる絵本作家ターシャ・テューダー。翻訳を通して親交のあった著者が、季節ごとの暮らしや楽しみを、美しい写真とともにつづります。庭づくりやさまざまなものを手作りする、心豊かな暮らし。波乱万丈の半生も楽しみながら乗り越えてきた、その生き方にも惹かれます。絵本とのつながりなど、ターシャの魅力がたっぷりと詰まった一冊です。(玲)
●ラテン語さん 著●SBクリエイティブ(2024年1月)●17.3×11.6cm/214頁●定価900円(税込990円)
古代ローマで使われ、多くの言語の元になったラテン語。とはいえ、日本人には関係ないのでは? それが、「etc.」「&」、メールの「Re:」などはラテン語なのだ。メルカリ、アシックスなど、ラテン語由来の身近なものから、世界史や文学の中のラテン語までふんだんに解説する。ラテン語はカタカナ読みでとりあえずよいので、声に出してみるのも一興。ヤマザキマリ氏とのプチ対談も。(戸)
●鈴木宣弘 著●三和書籍(2025年3月)●18.8×13cm/247頁●定価1,600円(税込1,760円)
令和の米騒動はコメ不足で起きた。稲作農家は長年減反・コスト増の赤字に苦しみ、平均年齢は69歳と10年後には農村・農業は崩壊しかねない。自給率は種や肥料も含めると10%前後。この状況の一因は戦後米国からの貿易自由化要求に応え続け、国内生産が壊滅した結果。いつでも食料輸入ができる時代ではない現在、国内農業を支えることこそ自分や子どもの真の安全保障であると著者は言う。(か)
●太田ゆか 著●河出書房新社(2023年5月)●18.8×12.9cm/212頁●定価1,420円(税込1,562円) ※対象年齢:中学生から
動物が好き、動物を守りたいとサファリガイドになる夢を叶えた著者がサバンナの魅力を熱く紹介。腐肉でさえ消化する強力な胃酸を持つハイエナ、ママ友同士で協力し子どもを守るキリンなど、サバンナを生き抜く動物たちの知恵に驚く。一方で、人間の生活エリア拡大による生息地の減少が大きな課題に。密猟者を取り締まるパトロールもガイドの大事な仕事だという。奥深いサバンナの世界をのぞいてみては?(M)
●今西洋介 著●集英社(2024年12月)●18.8×13.2cm/280頁●定価1,900円(税込2,090円)
子どもへの性暴力は、父親や知り合いの大人が多い。他者のプライベートゾーンを見たり触ったりすることは犯罪だ、という幼児期からの性教育の開始が重要だ。米国では州により、性加害者の住所登録、再犯防止指導、GPS装着などの措置がとられるが、根本的な解決に向け今も試行錯誤が続く。日本ではようやく「こども性暴力防止法」が成立した段階。社会全体で取り組むことが大切だ。(晴)
●羊の目。著●実業之日本社(2024年11月)●21×14.9cm/192頁●定価1,300円(税込1,430円)
生まれてきたばかりの妹の耳が聞こえていないと知った姉は、家を飛び出しました。戻ってきた彼女が手にしていたのは、手話の本。小学生になった妹のまわりの子どもたちも、聞こえないことを屈託なく受け入れていきます。たとえ手話ができなくてもコミュニケーションはできると、友だちのために子どもたちが柔軟に行動する姿は、人として大事なことを改めて考えさせてくれます。(七)
●植垣歩子 再話・絵●福音館書店(2014年1月)●21.6×20.4cm/24頁●定価1,000円(税込1,100円) ※対象年齢:幼児から
昔むかし、にんじんとだいこんとごぼうが仲良く一緒に暮らしていました。ある日、三人は遊んでどろだらけに。そこで順番にお風呂に入ったのですが……。なぜにんじんは赤く、だいこんは白く、ごぼうは黒いのかというおなじみの日本の昔話を、植垣歩子さんがユーモアたっぷりに描いています。三人の洋服や小物の細かな描写もキュート。子どもも大人も隅々まで楽しめる一冊です。(C)
●スギヤマカナヨ 作●童心社(2025年7月)●17.6×17.8cm/24頁●定価1,200円(税込1,320円) ※対象年齢:赤ちゃんから
赤ちゃんの大好きな黄色い丸い顔が、「いち にの さん!」で大きくなったり、びろーんとのびたり。日本語のほか、中国語や英語、韓国語やベトナム語など9つの言葉で書かれています。図書館のおはなし会や保育園・幼稚園でも外国にルーツを持つ子に出会うことが珍しくなくなりました。みんなで楽しむためにも、子どもたちが仲よくなるためにもおすすめです。QRコードで音声も聞けます。(由)
●鎌田歩 作●アリス館(2024年12月)●26.3×21.7cm/36頁●定価1,600円(税込1,760円) ※対象年齢:小学校低学年から
約400年前、大阪城建設のため小豆島から多くの石が運ばれました。石工たちが特殊な道具と洗練された技術を駆使して巨大な岩からきれいな形の石を切り出し、「シュラ」と呼ばれる丸太づくりの大きなソリに乗せて運ぶ様子が、ページ3面にわたるイラストで緻密に再現されています。開いたページの右半分が観音開きという特殊な仕様ゆえの大迫力!ぜひ手に取って体感してみてください♪(楽)
●鈴木のりたけ 作+絵●PHP研究所(2021年5月)●25.7×19.7cm/32頁●定価1,400円(税込1,540円)●対象:幼児から
作者は『大ピンチずかん』の鈴木のりたけさん。前半は、入口が滝になっている滝学校など、思わず行ってみたくなるさまざまな学校が登場。親子で読むと、行くならどの学校がいいかなと盛り上がります。後半は、迷子になった校長先生探し。全ページに隠れキャラがおり、中学生も夢中になって探していました。随所に仕込まれたネタにも、思わずくすり。見返しに描かれた学校もお忘れなく。(あ)
●阿部結 作●ほるぷ出版(2025年4月)●20.7×16.7cm/60頁●定価1,400円(税込1,540円) ※対象年齢:幼児から
ジャンボリが盗むのは、街の人たちが捨てた「てがみのたね」。それは出せなかった手紙や下書き、書き損じで、その文面に込められた「はだかんぼうのきもち」を読むのが、楽しみだったのだが……。ジャンボリが集めた手紙を読むと、改めて手紙が持つ言葉の力を感じて、誰かに手紙を書きたくなる。全編ひらがななので、一人で読めるようになって、少し長めのお話に挑戦したい子にぴったり。(瑞)
●メリッサ・イワイ 作 横山和江 訳●偕成社(2022年10月)●29.9×21cm/41頁●定価1,500円(税込1,650円) ※対象年齢:幼児から
同じアパートに住む6人のおばあちゃんが、それぞれの国の料理を作っていますが、みんな材料が一つずつ足りず……。おばあちゃんと肉まんを作っていたリリが、借り物競争のようにアパートの階段を行ったり来たりしながら大活躍。最後は6種類のお国料理を持ち寄ってパーティーに。各国の文化の違いを料理や言葉、服装などからも感じられる楽しい絵本。おばあちゃんの肉まんレシピ付き!(あ)
●まついのりこ 作●福音館書店(1993年3月)●各21.7×19.5cm/各32頁●定価2,000円(税込2,200円) ※対象年齢:幼児から
私も子どもも初めて時計を意識したのはこちらの絵本でした。ちびとのっぽが散歩していると、どんぐりやおばけが「何時か教えてくれたら通してあげるよ」と。ふたりは協力して時計の針と数字が「時間」を知らせることを伝えます。子どもにとって時間の概念は少し難しいもの。まずは時計に親しむことが大切ではないでしょうか。そんな最初の一歩をやさしく楽しく導いてくれる絵本です。(C)
●平凡社 編●平凡社(2024年3月)●21×30cm/239頁●定価3,200円(税込3,520円) ※対象年齢:小学校高学年から
わが家の国旗好き(中2&小2)は、この本に一瞬で心奪われ、ひたすら紙に国旗を描き写していました。特にオススメな点は、国旗の細かな部分までじっくり見ることができるところ!A4判横いっぱいに国旗が掲載され、小さな模様の一つひとつまでしっかり肉眼で捉えることができます。国旗に込められた意味や周辺諸国を含む拡大地図なども掲載され、盛りだくさんの一冊です。(楽)
●ローリー・アレクサンダー 作 アラン・ドラモンド 絵 千葉茂樹 訳●福音館書店(2021年3月)●26.3×18.8cm/109頁●定価2,400円(税込2,640円) ※対象年齢:小学校高学年から
神経学者・グットマンは、当時「不治」だった脊髄損傷によるまひ患者の生存率を高めた名医。しかし功績に飽かず「けが人である以上の価値」を患者に伝えたいと切望していました。あるとき車いすでポロに興じる患者が健常者よりうまくプレイすることを発見します。自身もユダヤ人として多くの枷を負いつつ医学と人の幸福を追求した足跡は、パラリンピックが輝かしい理由を教えてくれます。(法)
●高橋和枝 作●アリス館(2021年7月)●24.9×21.2cm/32頁●定価1,400円(税込1,540円) ※対象年齢:幼児から
猫好きの作者が、元のらねこを迎えたときのことを描いた絵本です。警戒心いっぱいののらねこは、最初は隠れてしまって姿を見せてくれなかったそうです。作者が我慢強く見守り、ねこに信頼されるまでゆっくり待つ姿や、ねこが「自分の家」に慣れていく様子が丁寧に描かれています。 猫を家族に迎えたことがある人はもちろん、これから迎えようとしている人にもおすすめです。(春)
●岩合光昭 著●クレヴィス(2024年8月)●22.5×18.3cm/207頁●定価2,500円(税込2,750円)
動物写真家の岩合光昭さんが、コロナ禍で海外に行けなかった3年間に、47都道府県すべてを巡り、撮りためたネコたちが大集合!郷愁を誘う各地の美しい風景の中、ネコたちはいたって自然体。その場になじんでおり、地域に愛され、人と寄り添う彼ら彼女らの日常が感じられます。以前、「本の花束」でも紹介した桃農家のボンドや岩合家の愛猫タマとトモにも再会できるので、ぜひ探してみてください。(a)
●暮しの手帖社 編●暮しの手帖社(2026年1月)●28×21cm/184頁●定価1,100円(税込1,210円)
春の口福を届ける料理は「コウケンテツさんのあたらしい焼き肉」。「春の訪れ 山菜料理」では、マリネやオイル漬けなど、定番メニューとは違う山菜の食べ方が紹介されています。手仕事は、お部屋も心もぱっと明るくしてくれる「ペーパーブーケ」。特別企画では「東北のじみうまを求めて」ほか、東日本大震災から15年の節目に、これまでの時間を振り返り、現在を見つめ直します。(芙)
●暮しの手帖編集部 著●暮しの手帖社(2025年6月)●15.5×11cm/238頁●定価1,800円(税込1,980円)
『暮しの手帖』らしい、背筋がしゃんと伸びたり気持ちがなだらかになるような、さりげないヒント集。「目の前にいる人の声を一生懸命に聞きましょう」「『時間がないからできない』と諦めていることはありませんか」。パッと開いたページの言葉が、その日の自分を励ましてくれるようで、お守りになっています。小ぶりのサイズや装丁、栞紐の色も隅々まですてき。贈り物にもおすすめです。(亜)
●五十嵐元道 著●中央公論新社(2023年7月)●19×13.4cm/268頁●定価1,750円(税込1,925円)
今も世界各地で続く戦争や紛争。フェイクニュースがあふれ国家利害が絡む中、戦争の全体像を把握するためにもデータの必要性が高まっている。本書は、戦争データ、中でも民間人の死者数に焦点を当て、誰がどのような目的でどう作っているのか、実像を反映しているのかを検証する。国家を超えて大きな役割を果たしている国際組織やNGOで構成される人道ネットワークの成り立ちも詳しく解説。科学的データのための統計的手法や法医学的調査について主要な事例を挙げ分析している。戦争データの背景を知り、ニュースを読み解く力を高めたい。(星)
●安田菜津紀 著●産業編集センター(2025年5月)●17.3×11.3cm/293頁●定価1,600円(税込1,760円)
大震災の津波で家族を奪われ、行方不明となった次女を探す父。避難指示で遺骨も見つからない中、沖縄で戦没者の遺骨収集をしている具志堅さんの協力を得て、治療痕のある歯を探し出す。その場所を保存しておきたい。が、中間貯蔵施設としてアスファルトで固められる。沖縄では戦没者の遺骨が混じった土砂が辺野古の基地建設に使われるかもしれない。福島も沖縄も中央から不条理を押しつけられてきた構図は同じだ。それは人間の尊厳の問題だ。目指すは人の命も自然も尊く、誰かの犠牲の上に成り立つ社会ではない未来だ。(晴)
●山崎雅弘 著●朝日新聞出版(2024年12月)●17.2×10.8cm/214頁●定価870円(税込957円)
日本の現状を「底が抜けた国」と著者は言う。「社会の自浄作用」が働いていないからだ。閣議決定だけで集団的自衛権の行使や敵基地攻撃能力の保有を認め、専守防衛を放棄し平和国家の底が抜けた。大量裏金脱税事件では会計責任者だけが処罰され、権力の有無で判断基準が変わり倫理の底が抜けた。マイナ保険証の強制、能登の復興より関西万博、マイナスが続く実質賃金など大企業優遇政策。このような公正の底も抜けた国を後世の人々に渡すわけにはいかない。あきらめずに一つでも穴を塞ぐ努力を。あなたも日々形成される「歴史」の一部であるからだ。(か)
●山内一也 著●岩波書店(2025年1月)●18.2×12.9cm/110頁●定価1,400円(税込1,540円)
近年、薬剤耐性菌の蔓延により感染症の死亡者数が増加。抗菌薬の開発の影で頓挫していたファージ療法が再び注目されるように。これはバクテリオファージ(*)が特定の細菌にだけ感染して増殖、細菌を溶解するはたらきをするものだ。ファージは古代から地球上至る所に膨大に存在。ガンジス川には多量のコレラ菌がいるのに感染しない。これはファージのおかげだ。本書はファージに魅せられた科学者たちの活動と軌跡、発見から研究、停滞そして復興への歴史と推移を、戦争を挟んでたどる。現在は再認識され食品への応用や治療法の開発が進む。期待したい。(よ)
●ヨン・フォッセ 著 伊達朱実 訳●国書刊行会(2024年8月)●19.4×13.3cm/149頁●定価2,200円(税込2,420円)
2023年ノーベル賞受賞、作家ヨン・フォッセ。これは不思議な本である。第一部でヨハネスの「誕生」を、第二部は老漁師ヨハネスの「死」を扱っている。しかし、全体を流れる空気感は暗くなく、静かで穏やかな水面のよう。ヨハネスが生まれる朝には光があり、そして死の夕べには亡くなったはずの妻アーナが。このように静けさに包まれて逝くのであれば、死をも恐れることはない。多くがプロテスタントのノルウェーで、カトリックに改宗した作者の世界観を感じます。(深)
●イーユン・リー 著 篠森ゆりこ 訳●河出書房新社(2025年2月)●19.5×13.7cm/307頁●定価2,450円(税込2,695円)
介護が必要なディトマス博士とその家に住み込みで働く中国人女性のアイダ。彼女たちは生まれも育ちもまったく違うが、次第にさまざまなことを話す仲に。ある日アイダの休暇の申し出を機に二人は秘密を共有する……。数々の賞を受賞してきた中国出身、米国在住の著者による短編集。主人公たちは中国にルーツを持ち、それぞれに哀しみや喪失を抱えて生きている。しかしつらさだけではなく、時折ユーモアも感じられ、軽妙な会話が繰り広げられる。味わい深い人生のような作品です。(真)
●有吉佐和子 著●新潮社(初版:1964年6月/改訂版:2006年4月)●15.1×10.5cm/357頁●定価750円(税込825円)
舞台は紀州和歌山、明治・大正・昭和にわたる三世代の女人の物語。紀ノ川を舟で下り旧家に嫁入りしてきた花は、聡明さからたちまち家の中で重きをなす。その娘・文緒は世の新しい気風を受けてのびやかに育つも、母の価値観には添おうとしない。世につれ人々の価値観も移り変わり、その波に皆がさらされてゆく。有吉氏と思われる孫娘の華子は、冷静に祖母と母を見つめている。やわらかい紀州の言葉が何ともゆかしく、美しいものに向かう祖母・花の心情が切々と胸に響きます。(水)
●J・D・サリンジャー 著 柴田元幸 訳●河出書房新社(2024年1月)●14.9×10.5cm/315頁●定価810円(税込891円)
柴田元幸訳、河出文庫刊の『ナイン・ストーリーズ』。この作品は日本で6番目の翻訳だそう。高校以来の再読でしたが、柴田氏の原作に即した読みやすい日本語訳で、より一層、物語の細部が見えた気がします。「バナナフィッシュ日和」のシーモアを始めとするグラース家のきょうだいたちとも久々に再会しました。理知的、繊細で美しい彼ら彼女らの心の傷つきが著者に重なります。第二次大戦後のアメリカ。にぎわう街、平和な日常の底にある澱、そして魂の救済を描き出した名作です。(き)
●上野千鶴子+樋口恵子+ケア社会をつくる会 編●岩波書店(2025年6月)●21×14.8cm/111頁●定価780円(税込858円)
26年前に満を持して作られた介護保険は、改定のたびに改悪されてきたのをご存じだろうか。一昨年春に訪問介護の報酬が切り下げられたのは、記憶に新しい。本書では、介護する者、される者、事業所など現場の声を集め、事業所の経営難や人手不足といった介護現場での問題を明らかにする。さらに、有識者も交えて制度設計そのものと財源も含めた今後の展望について考察する。高齢者が安心して暮らせる社会のために、介護保険はどうあればよいのか。これはまさしく自分ごとなのだ。(星)
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